120年前、オットーサイクルとして発明されたストロークとは「行程」のことで、レシプロエンジン(ピストンが往復運動をするエンジン)のピストンが上死点から下死点へ移動すること、つまり往復することを言い、それはピストンの移動する距離のことを意味する。
一般的に2サイクル、4サイクルと言われるこのサイクルとは、本来エンジンの「吸気・圧縮・燃焼・排気」この一連の行程の事を言う。つまり、混合気がシリンダー内に送り込まれて圧縮され、点火と同時に爆発し排出されると言う基本行程のことである。 |
そして、2サイクルと4サイクルの違いは、この基本行程が何回のピストン往復運動で行われるかの違いなのである。
それでは「吸気・圧縮・燃焼・排気」というサイクルと呼ばれるこの行程で、なぜパワーを得られるのか?それは、燃焼室内の圧力の変化によって得られるのである。各行程での燃焼室内の圧力は、吸気・排気の時は低く、圧縮の時は高い。そして、燃焼のときはもっとも高くなる。この圧縮と燃焼の圧力差を利用して、バイクや自動車は走るのである。 |