| 圧縮比の表示は、本来「10.0:1」のようなカタチで表示されるが、今では簡単に「圧縮比10,0」と表示されることも多い。この比率は、ピストンの往復運動によって導いた空気とガソリンの混合気を、どのくらい圧縮して燃焼させているかを数値にしたものである。同一排気量であっても、燃料室の容量にほぼ反比例する形で圧縮比は変化し、そして、圧縮比が高いほど燃焼時の熱効率の関係で大きな力を生み出す。しかし、圧縮比をあまり上げすぎると、混合気の温度上昇を招き、プラグの点火時期に |
関係無く混合気自ら発火してしまうと言うディトネーション(異常燃焼)現象を引き起こす。これがノッキングの原因となり、逆にかえってパワーダウンしてしまう結果となってしまう。
このように、圧縮比には上限があるため、現在市販車における圧縮比は、4サイクルで8.5〜12.5、2サイクルで5.8〜8.6の間に分布している、ちなみに圧縮比を20以上に上げ、混合気自らの発火を利用して混合気(空気と経由)を燃焼させているのが、4輪で使われているディーゼルエンジンと言われているものである。 |