| ●V型・水平対抗型 |
◆ヨコ置き・V型
〈HARLEY DAVIDSON・FLSTS〉 |
| V型は、クランクシャフトを基点にシリンダーがVの字に配列してある配列形式である。このV型には2通りある。まず、アメリカのハーレーダビッドソンに代表される「ヨコ置き V型」である。これは、クランクシャフトが並列〈インライン型〉と同じで車体の縦軸に対して直交し、車体を横から見たときにシリンダーがVの字に見える型である。もう一つがイタリアのモトグッチに代表される「タテ置きV型」でクランクシャフトが直列〈ストレート〉型と同じように車体の縦軸と平行で、車体の正面(ヘッドライト側)から見た場合シリンダーがVの字に見える型である。イタリアのドュカティに見られるL型ツインは、シリンダーの狭み角が90度で前側のシリンダーが水平になっており、シリンダー配列がLの字に見えるためそう呼ばれているが、基本的にはヨコ置き
V型2気筒のひとつである。 |
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◆タテ置き・V型
〈MOTO GUZZI・CARIFORNIA〉 |
| 水平対抗型とは、ボクサーエンジンとも呼ばれるエンジンのことである。市販車では、ホンダゴールドウィング1500EとBMWのRシリーズに採用されている。正面から見た場合、クランクシャフトを中心に左右にシリンダーが対向する形で水平に配置されている。「狭み角が180度タテ置きV型」と言い換えることもできる。メリットとしては、ピストンの上下運動がない(横方向の往復運動になる)ため振動面で有利、重量物の位置が低くセットできるので、重心が低くなり安定性が高いなどがあげられる。 |
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